宇宙兄弟の魅力とは・・・感動シーンをピックアップ

 

私の好きな漫画の一つ、宇宙兄弟

 

あれはいい漫画ですよ~

何度泣いたことか!!!!

 

 

宇宙飛行士に実際になろうなんて夢見てるやつはだいたい熱意と覚悟が常人を超えているからね。ほんと心を動かすシーンがいっぱいなんすよ。

 

その中でも私が大号泣した人物は、伊東せりかという女性キャラです。

 

せりかさんは主人公と一緒に宇宙飛行士を目指していて、のちに宇宙飛行士になる人物。(大ネタバレ)

 

なぜ私が深夜に泣くはめになったのか。せりかさんのエピソードで泣いたシーン二箇所とりあげます!!!!

 

1「せりか」という名前は・・・

 

この伊東せりかさん、そもそもなぜ宇宙飛行士を目指しているかというと、一番の目的はISS(国際宇宙ステーション)でALS(筋萎縮性側索硬化症)に関する無重力下実験をするためなんですね。

 

なんだか難しい単語ばかり・・

簡単に言うと全身の筋肉がやせて力がなくなり、やがて心臓さえも動かなくなるという不治の病を治す薬を開発しよう!ってことです。

詳しくはわからんですが、無重力空間での実験が開発への糸口になるかもしれないそうです。

 

実はせりかさんの父親はこの病気で亡くなっているのです・・・

 

そんな父親とせりかさんとのエピソード。

 

せりか父がALSを発症する前のこと。

小学生のロリせりかは自分の名前の意味を調べてくる、という宿題を先生から出されます。

 

さっそく父に聞いてみロリせりか。

しかし父からは「せりかという名前に意味はない」と言われてしまいます。

翌日、授業で名前の意味をクラスケイトが次々に発表していく中、ロリせりかは発表せず無言。だって意味はないんだから。

まわりの子たちにからかわれ、ロリせりかさん、完全に拗ねてしまいます。

 

家に帰ってからも拗ねて自室にこもってしまいます。

気を利かせたせりか母は、帰宅したせりか父にことの経緯を説明。

父はせりかさんの部屋に入って、どうして「せりか」と名付けたか教えます。

 

「せりかの生まれる前はもっといっぱい名前の候補があったんだ。いろーんな意味の。」

「でも全然決められなかった。意味を一つにしぼれなくてさ・・・お父さん。」

「それで生まれたてのせりかの顔見た時ーーなんとなく出てきたんだよ。『せりか』って」

「名前に意味はなかったけど。それでもいいと思った。」

「『せりか』って呼びたくなったんだ」

「そう呼びたかったから『せりか』にした」

 

翌日、もう一度名前の意味を発表することになったせりかさん。

そして今度は堂々と胸を張ってこう言うのだった。

 

「私の名前は伊東せりかです。」

「名前に意味はありません!」

 

 

 

はい、感動。

くさいとかお涙頂戴とか思う人もいるかもしれんが、父の愛が伝わる超感動エピソードよ!

どんな名前にするかいっぱい悩んだっていうのがまず良き。そして生まれた我が子の顔を見てびびっと直感したっていうのも一層の愛を感じます。だって他人の子供にこいつはせりかだ!なんて思わないでしょ( ´∀` )自分の子供だからできること。

 

それに一生呼び続ける名前ですからね。呼びたいと思った名前をつけるってとんでもなく深い親から子への愛だと思いませんか?

でも病気で亡くなられてもう一生呼ぶことができないってのがなんとも悲しい。

 

今回長すぎたので続きはまた明日。

今回のエピソード、宇宙飛行士とあんま関係ない・・と思ったそこのあなた!次回はちゃんと宇宙っぽいエピソードよ!